FC2ブログ
旅する建築家
鈴木喜一の

大地の家
2006.07.09
 平良敬一×阿久井喜孝×泉幸甫×川口通正
20060709181846.jpg

かつて、日本には美しいまちや村の風景がひろがっていたんだよね。江戸末期から、日本を訪れた多くの外国人がそれを書物で書き残している。だが、明治に遡るまでもなく、日本には昭和前期までその風景が継続されていた。

20060709183919.jpg

軍艦島はね、西欧型のRC造のアパートではなく、自分たちで試行錯誤してつくった独自のつくりなんです。コンクリートの床版を木造で支えた混構造なんですね。まるで棟割長屋を積み重ねたようにできている。土間や土壁の間仕切りもあるんですよ。(阿久井喜孝)

20060710090913.jpg

軍艦島見る……、時代の中できわめて日本的な風景と感じるのはなぜなのだろうかと考えていくと、自然との戦い方、木造とコンクリート造が日本人的技術で混ぜられていて、ヨーロッパやアメリカの風景とはちがうと感じた。なにか木造感覚的なRC造集落と感じる。もともと大正時代には木造4階建てくらいは日本にはたくさんあったそうですから。大阪にも、東京にもありました。ひょっとすると、都市を不燃化した日本ではその行為が町の破壊に繋がって、現代のこの見苦しい町をつくってしまったのだろうと想像するんでよね。(川口通正)
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック