FC2ブログ
旅する建築家
鈴木喜一の

大地の家
2013.04.04
 HAIFA 便り
20140404.jpg
人もなき 空しき家は 草枕
旅にまさりて 苦しかりけり
(牧水)

ここはイスラエルのハイファです。お元気ですか。
日記のような便りを送ります。
================
7時14分、起床。朝食を済ませて、子供たちとバスケットボールをする。流れるような汗をかく。シャワーを浴びて、裸で、木の下で風に吹かれて気持ちがよい。すっかりYHの家族と仲良しになった。主人の名前は、リハブ・カレド。若い奥さんがいて、小さな子供が一人いる。写真を撮ってあげて、送ってあげるよ、と約束をする。
ここからは地中海がよく見える。今日もまた海岸には多くの車がやってきて、海水浴客で賑わっている。
Gパンを久しぶりに洗濯して、乾くのをのんびり待っている。
昼食をカレドの家族と一緒に食べる。スープ、ハンバーグ、ポテト、豆、キュウリ、パイナップル、ライス等でおいしかった。午前中に運動をしたのでことさらだったかもしれない。料金は30シケル。
今日はようやくハイファを発つ日だが、土曜日はバスが動かないことを忘れてしまい、国道でヒッチハイクをすることにする。すぐにつかまえた。乗せていただきながら、ドライバー(職業=エンジニア)の話を少し聞く。
イスラエルの人口は約400万人。80%がユダヤ教で、キリスト教、モスリムが残りを占める。男女とも3年間の兵役がある。彼は軍隊を愛していないが、兵役は「ねばならない」国であると強調した。日本は問題のない国だから軍隊はないが、この国ではそうはいかないと、国民はみんな自覚している、と語る。
彼は途中で緑のユニフォームを着たアーミーを一人のせた。
15時頃から波止場で船の絵を描く。
のぞいていた軍人は「プリティーだ」と言った。
ハイファから地中海の船旅でゆく若いバックパッカーたちで EMBARKATION はにぎわう。
18時25分、Mt.カラメル越しに夕焼けが、港町の風景を青紫に、そして徐々に淡赤に染めてゆく。
船の入口には車両客も連なっている。僕は食料を買い込んで出航に備える。
バージニア号は22時過ぎ、クレタ島に向けて出発した。

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック