
焼き芋
ギャラリーの庭の欅の葉が急に色づいて、風と共に舞い落ちています。
以前より1ヶ月くらい遅い感じがしますが、子供たちがまだ小さかったあの頃、枯葉がたくさん積もると、その枯葉を集めて焼き芋をよくやったものです。
私達が住んでいた一水寮の隣の柿の木荘の庭では、柿の枯葉を集めて、悠の友達と一緒に。そして、ギャラリーの庭では、スタッフと共に。枯葉の中でアルミホイルに包まれて蒸し焼きにされたサツマイモはホクホクして温かく、美味しくて、冬の寒さなんて吹き飛ばすものでした。
今、都会では焚き火をして焼き芋を焼くことがなかなか出来ない状況になってしまいました。その頃からまだ20年もたっていないのに。整備されるのもほとほどにしないと、そういう自然の中での営みも失われてしまいそう。焚き火を囲んだ、のんびりした楽しい時間。思い出すとワクワクしてきます。
2012.12.13 鈴木惇子
早稲田奉仕園さん、いつもワインをありがとうございます。ハイチの珈琲豆「カフェクレオール」を○マル音楽企画さん、ありがとうございます。
| ホーム |