
風雲泉城居間


池袋モンパルナスを歩く☆神楽坂建築塾・同写真塾合同
講師◎鈴木喜一・北田英治他
2012年11月11日(日)。椎名町(西武池袋線)9時50分集合
オリエンテーションの後、10時スタート
昨日(10月21日、10時〜)、北田英治氏と田村収(写真家)氏が、池袋モンパルナス下見ツアーに行きました。僕も行きたかったのですが、ちょうど美術塾越谷フィールドワークと重なり欠席。以下、北田海(=北田英治氏)から今朝、電話報告がありました。
「つつじが丘アトリエ村にはそれらしいアトリエ風の気配を感じる家が二軒ありました。千早の家=泉さんの家は、そこからほど近いところにあり、鈴木さん×三浦さんを交えたセルフビルドトークが楽しみです。小鳥のさえずり公園、なんていうのもありました。熊谷守一美術館もぜひ見ておきたいですね。解散前後のランチは椎名町の商店街でしょうか。いろいろお店はありますがおすすめは南口の南天という肉そばの評判が高いです。朝からやっていますので、集合前に食するのもいいかもしれません。ランチ後で時間に余裕のある人は、そこからぶらぶらと立教大学の古い校舎に向うのがいいと思います」
風雲泉城(千早の家)セルフビルドトーク☆泉城主・喜一山・三浦正博
鈴木喜一×泉城主 対談
喜一山●今回の改修工事はどのような経緯で始まったのでしたっけ?確か7月下旬に電話がかかってきたと記憶しているのですが、、、
泉城主●はい、お電話しました。中古物件を手に入れることになり、ステキな空間に手直ししたいのですが、どなたかいい大工さんか工務店さんを紹介していただけないかと。。。
喜一山●そうでしたよね。まず、「家を見ないと」と言って、さっそく見に行きました。そこでいろいろな要望を聞きました。そして蕎麦屋でいっぱいやりました。
泉城主●はい。お願いする改修内容を考え、家具の配置や調達について考え、自力で何ができるか考え、まさに興奮状態が始まりました。建物のことや空間のことを考えるのは大好きだったけれど、それが自分の城となると楽しさは格別だと気づきました。あ、蕎麦屋で『風雲泉城プロジェクト』と命名したんでしたね。これは私ではなく夫の案ですよ。
喜一山●そうでした。夫の命名ならそれが一番いいよね、とすんなり決まりました。それから僕としては、
☆役者を固める
☆S・F・C を導入
ということを考えました。
【これは使うぞ☆リスト】の作成も城主にお願いしましたね。
泉城主●おっと、今更、S・F・Cってなんですか?相撲・フラメンコ・コンビ?
喜一山●間違えた。F・S・C です。FSC=ファニー・サベージ・コンフォタブル。
泉城主●そうか、成田東S邸の時に力説していたカンチャンチャラスタイルのことですね。
そして、翌週はとうとう森住大工の登場ですね!
喜一山●小松大工にしようか、森住大工にしようか迷ったのですが、小松大工が忙しそうだったので、一水寮、早稲田スコットールギャラリーと続けて一緒に仕事をしていた森住徳一さんを起用しました。
泉城主●いやー、森住さんの大工の中の大工という雰囲気に胸躍りましたよ!そして、喜一山と森住さんのやりとりを理解しようと必死で内容を聞いていました。
喜一山●そうでしたか。プロの大工をどんなふうに思いましたか?
泉城主●実際お仕事を拝見するまで、ソロで活動されているというのがピンとこなくて。ずいぶん大きなものを扱うのにね。そして、朝から晩までお一人でもくもくと作業されていて、気力と体力がハンパないな、と。
喜一山●そうなんです。フラメンコダンサーの城主にも通じるところがありますか?
泉城主●フラメンコダンサーも、気力&体力勝負ではありますね。日々もくもくと練習をしますが、生まれた瞬間に消えてしまう一瞬の空気のために練習するんですね。形に残らない。でも、『空間や空気を作る』というところが、建築家や大工さんと共通していますね。喜一山のお仕事もそこが醍醐味ではないですか?
喜一山●そうですね。僕の場合、空間ももちろん大切ですが、どちらかというと空気をつくることに興味があるみたいですね。まず空気感をつくって、その空気で形をつくって、その形をもって、波紋してゆくというか、伝搬してゆくというか、染みこんでゆく空気をつくる、というような、、、あれっ、わけがわからなくなってきたぞ。
泉城主●おやおや。つまり、C=コンフォタブルですね。
今回、楽しいと感じたのは、『妄想が2か月以内に現実になる』というところ。妄想は妄想で終わるものと思って生きてきたのに、今回は現実になる、この喜び。そうそう、住みたい家の妄想は2008年冬に建築塾の修了制作でしています。
スタジオがあって、通行人と会話できるほどのオープンエリアとはいかないまでも解放感のあるリビングがあって、なんとなくコンセプトは近いのかなぁ。
喜一山●ほんとうにいい形になりましたね。城主はまだ建築塾の仲間ですから、今期の修了制作で今回の妄想→現実を発表してくださいね。
泉城主●はい!がんばります!
喜一山●今回の改修工事はどのような経緯で始まったのでしたっけ?確か7月下旬に電話がかかってきたと記憶しているのですが、、、
泉城主●はい、お電話しました。中古物件を手に入れることになり、ステキな空間に手直ししたいのですが、どなたかいい大工さんか工務店さんを紹介していただけないかと。。。
喜一山●そうでしたよね。まず、「家を見ないと」と言って、さっそく見に行きました。そこでいろいろな要望を聞きました。そして蕎麦屋でいっぱいやりました。
泉城主●はい。お願いする改修内容を考え、家具の配置や調達について考え、自力で何ができるか考え、まさに興奮状態が始まりました。建物のことや空間のことを考えるのは大好きだったけれど、それが自分の城となると楽しさは格別だと気づきました。あ、蕎麦屋で『風雲泉城プロジェクト』と命名したんでしたね。これは私ではなく夫の案ですよ。
喜一山●そうでした。夫の命名ならそれが一番いいよね、とすんなり決まりました。それから僕としては、
☆役者を固める
☆S・F・C を導入
ということを考えました。
【これは使うぞ☆リスト】の作成も城主にお願いしましたね。
泉城主●おっと、今更、S・F・Cってなんですか?相撲・フラメンコ・コンビ?
喜一山●間違えた。F・S・C です。FSC=ファニー・サベージ・コンフォタブル。
泉城主●そうか、成田東S邸の時に力説していたカンチャンチャラスタイルのことですね。
そして、翌週はとうとう森住大工の登場ですね!
喜一山●小松大工にしようか、森住大工にしようか迷ったのですが、小松大工が忙しそうだったので、一水寮、早稲田スコットールギャラリーと続けて一緒に仕事をしていた森住徳一さんを起用しました。
泉城主●いやー、森住さんの大工の中の大工という雰囲気に胸躍りましたよ!そして、喜一山と森住さんのやりとりを理解しようと必死で内容を聞いていました。
喜一山●そうでしたか。プロの大工をどんなふうに思いましたか?
泉城主●実際お仕事を拝見するまで、ソロで活動されているというのがピンとこなくて。ずいぶん大きなものを扱うのにね。そして、朝から晩までお一人でもくもくと作業されていて、気力と体力がハンパないな、と。
喜一山●そうなんです。フラメンコダンサーの城主にも通じるところがありますか?
泉城主●フラメンコダンサーも、気力&体力勝負ではありますね。日々もくもくと練習をしますが、生まれた瞬間に消えてしまう一瞬の空気のために練習するんですね。形に残らない。でも、『空間や空気を作る』というところが、建築家や大工さんと共通していますね。喜一山のお仕事もそこが醍醐味ではないですか?
喜一山●そうですね。僕の場合、空間ももちろん大切ですが、どちらかというと空気をつくることに興味があるみたいですね。まず空気感をつくって、その空気で形をつくって、その形をもって、波紋してゆくというか、伝搬してゆくというか、染みこんでゆく空気をつくる、というような、、、あれっ、わけがわからなくなってきたぞ。
泉城主●おやおや。つまり、C=コンフォタブルですね。
今回、楽しいと感じたのは、『妄想が2か月以内に現実になる』というところ。妄想は妄想で終わるものと思って生きてきたのに、今回は現実になる、この喜び。そうそう、住みたい家の妄想は2008年冬に建築塾の修了制作でしています。
スタジオがあって、通行人と会話できるほどのオープンエリアとはいかないまでも解放感のあるリビングがあって、なんとなくコンセプトは近いのかなぁ。
喜一山●ほんとうにいい形になりましたね。城主はまだ建築塾の仲間ですから、今期の修了制作で今回の妄想→現実を発表してくださいね。
泉城主●はい!がんばります!
この記事へのコメント
「池袋モンパルナスを歩く」、再確認しました。参加予定です。
2012/11/05(月) 16:52:52 | URL | 今井 #-[ 編集]
出席致します。よろしくお願いします。
2012/11/05(月) 16:53:32 | URL | 溝口 #-[ 編集]
11/11は、みなさんのご到着をお待ちしていればOKですか?
11時くらいですかね?
家の中をサラッとご紹介すればよいですかね?
前日の建築塾に伺おうかと思っています。
ではでは。
11時くらいですかね?
家の中をサラッとご紹介すればよいですかね?
前日の建築塾に伺おうかと思っています。
ではでは。
2012/11/05(月) 16:55:44 | URL | 泉城主 #-[ 編集]
そんな感じでよろしくお願いします。修了制作で発表した風雲泉城の出来るまで、懇親会でもう一度やりましょうか?翌日のFWがよりわかりやすいかも。
2012/11/05(月) 17:05:36 | URL | KS #-[ 編集]
| ホーム |