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旅する建築家
鈴木喜一の

大地の家
2005.05.31
 本山菓子店
20050531130303


早稲田通りは尾張屋さんの店先に立って、向かいの本山菓子店を眺めて下さい。木造モルタル二階建てで、何気ない姿をして佇んでいます。看板は一時代前の愛嬌があります。
本山菓子店はもともとはパンとケーキが主で、一昔前は朝から列ができるほど繁盛していたらしい。いまは駄菓子屋になっていますが、根強いファンがいる。
建物は昭和40年に建てられたということで、現在40才。あと10年したらちょうど50才になるから、その時は僕が登録文化財に強引に推薦してしまおうかな。理由は店の看板が建立当時のものということ、店の雰囲気と並べられている品物が歴史的蓄積を感じさせること、それに店番のおじさん、おばさんの対応が気さくなこと、駄菓子を入れる紙袋が時代がかっていることである。
晴れて登録文化財になるのは2015年、本山菓子店は神楽坂一の有名な駄菓子屋さんになっているはずである。
「懐かしいねえ。20本入りのふがしを下さい」
「木のオモチャ付きのグリコキャラメルが欲しいな」
「お買い得せんべい一袋」とか言いながら行列をつくっていたりする。
みなさん、コンビニもいいけれど、こういう店を大切にしましょうね。僕も本山菓子店に行ってます。ちなみにご主人の名前は僕とよく似ていて本山嘉一さん、すごくいい人です。
20050531160004

割れ煎
コメント
この記事へのコメント
割れ煎
駄菓子を買いにくる子供〈大人も〉の楽しみの場所です。
うちの事務所でもよく「割れ煎」を買います。
2005/05/31(火) 15:12:47 | URL | スタッフ #-[ 編集]
私はなぜか店のおばちゃん…おっちゃんに顔を覚えられてます笑
いつもかわいいねえ。っていわれますよ★
2005/06/02(木) 01:14:46 | URL | あみ #-[ 編集]
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