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旅する建築家
鈴木喜一の

大地の家
2012.04.01
 「見たことのない懐かしい風景」
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僕はかつて、ビルマを旅して、スロウトレインの窓外に映るのどかな農村風景を見た時、これは「見たことのない懐かしい風景」だという言葉を口にした。あれからおよそ25年が過ぎたのだが、バタネスの印象はそれにほぼ近いものだった。さすがに、見たことがないとは言いづらいが、四半世紀の間に日進月歩している文明社会にどっぷりと身を置いている自分にとって、瞬時には、ありえない風景だったのである。つまり時空間を超え、タイムマシーンで100年遡ったような感覚もあり、でも随所には紛れもなく今が存在していたし、限りなく深い過去と現在が混在併存していたのである。僕はここにこそ、未来を解(ほぐ)す鍵が潜んでいるのではないかという仮説をひそかに立ててみた。
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