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旅する建築家
鈴木喜一の

大地の家
2011.10.12
 神楽坂建築塾足尾桐生合宿☆岸成行便り
みなさん、足尾桐生の合宿、ご苦労さまでした。
大きなトラブルもなく、無事に終了し、ほっとしました。
集合写真とレクチャーの写真を貼付します。
皆さんの感想文を今度、じっくり読ませてください。
(岸成行)

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足尾歴史館の小野崎敏さんのレクチャーを聞きながら館内を見学。

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北川紘一郎さんに桐生のまちづくりの話を聞く。

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ベーカリーカフェレンガで集合写真。一部の人はまち歩きのさなかかも。

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講義録を昨日発送しました。

合宿感想◎鈴木学
ちゃんと残すのは難しいし
ちゃんと伝えるのも難しい
足尾も桐生も、かつての繁栄を後世に伝えるべき、熱き思いの人々によって、支えられていました。
その場所で、どの位の規模のものが、どの位の時間や思いをかけて存在していたのか?
思いを馳せてみる、想像力を使って…たぶん、かつての熱き思いに応えるには、
熱き思いが必要なんだと思う。たくさんの熱き思いには、一人や二人の熱き思いでは足りないんだと思う。
だから難しい。
建築や遺構はそんなバラバラな僕たちの思いを一つにする力があると思う。手っ取り早いし…
それがなければ、これもあれもなかったって事を知ることは、今の立ち位置を知るうえで必要なことですね
ロマンとちょい感謝、その繰り返しの旅でした。
コメント
この記事へのコメント
先日は桐生・足尾合宿に参加させていただき、本当にありがとうございました。去年の「有東木」といい、今年の「足尾」といい、先生方の「時代性」を的確に捕える眼力と嗅覚に改めて敬服した次第です。懇親会の席では齊藤先生と席が隣合わせになり、演劇のお話し等をさせて頂き大変貴重な時間を過ごす事が出来ました。今後共よろしくお願い申し上げます。
2011/10/13(木) 01:17:38 | URL | 岩田 哲 #-[ 編集]
●10月9日 足尾銅山
日本の近代、足尾銅山に国家事業と言っても良いような事業が行われ、現代の生活に欠かせないような重要な技術が集結していた、という事を今回初めて知り、大変驚いた。しかし、今はそのような事が想像すら難しいような、淋しげな、日本の中心からは取り残されたような状況となっている。それでも、そこには今でも人が住み、地元を愛し、生きていかねばならない人がいる。都心に比べると極々僅かな地元の人々が、足尾を見て、と訴えている。それは、古い血縁者の業績を見て欲しい、という思いもあるのかもしれないけれど、私には、今その地に生きる人々が生きていく為に、過去の遺物となってしまった足尾銅山の価値を懸命に訴えているように思えた。過去の価値を叫んでいるけれど、実際に求めているのは未来に向けての価値である。また、それを広く、世界に知ってほしい、という思いが、世界遺産登録を、という運動になっていくのだろうか。
実際に私も、足尾銅山の存在を世界に人々にも知って欲しいと思う。しかし、その手段は、世界遺産に登録する事だけではないのではないか、という思いもある。

●10月10日 桐生
古い木造家屋が沢山残っているが、かなり、打ち捨てられている状態のものも目についた。昨日の足尾銅山と同じように、過去に築いてきたものの素晴らしさを広く訴えたい、という思いをそこここで感じた。そして、それは足尾銅山同様、桐生のまちに将来に渡って人が誇りを持って住み続ける為の方法なのだと思う。
古いものから新しいものへ、というバブル期の町づくりも、本当は将来へ向けて行なわれたものだったのだろうけれど、その手法は、結局輝かしい20年後はもたらしてくれなかった。むしろ、相対的に過去の創造の素晴らしさを浮かび上がらせた事になったようだ。       
観光地としての体裁は整っていないけれど、人が暮らす町という事が大切な事だと思うし、私にとっては魅力的な事に思えた。また、沢山の人が暮らしている、という事が、足尾よりも次のステップへ行き易い状況となっているように思う。ただ、人が沢山いる分、思いを一つにまとめる事も難しいのかもしれない。
余談だが、北川氏は盛んに金儲けに対して批判的な意見を述べていたが、しかし、北川氏の守りたいものは、過去の経済的な繁栄によって作られたものである事が皮肉に思えた。
最後に、この関東の隅とも言えるこの場所に魅力的な歴史を持った場所がある事に今まで気が付かなかった。日本中を見渡せば、そのような地がまだまだ山のようにあるに違いない。それらを残す為に、是非、地元の方達に踏ん張っていただきたいし、その為のお手伝いをする方法はないだろうか、と少し思案してみたりもするのである。


2011/10/17(月) 23:19:07 | URL | 大西 #-[ 編集]
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