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旅する建築家
鈴木喜一の

大地の家
2006.04.02
 青柳龍太×鈴木喜一×モノ☆建築対論
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RA●建築は僕にとっては不思議なものです。建築家は僕にとっては不思議な存在です。
歌を歌う人が、自分自身の感覚がそのまま表現方法となるように。家という作品はとてもダイレクトに現実的な道具になる。
KS●確かに。でも、あまり無駄がないでしょう。
RA●空想と現実の理想的で豊かな衝突。
KS●寒さを防いでくれたり、雨を遮ってくれたりするからね、建築は……。
RA●外と内を繋ぐ。普段は意識もせずに過ごしてしまっているのですが。
KS●内側を作るから外側ができ、外を作るから内が出現する。
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【内側を作るから外側ができ、外を作るから内が……】
RA●我があって、心があって、皮膚があって、服があって、家があって、社会があって、国家があって、地球があって、宇宙があって、想像出来ないもっと何かがあって。 地層のように、バームクーヘンのように、いろいろな層に囲まれて僕らは生きている。
KS●我々はその層の一部であると同時に、その層を形成してゆく一員でもあるんですよね。
RA●まるで細胞のように、関係性の中でその働きや意味が形成されてゆく。
KS●そして、この地表の景色を確実に作っていることになる。
RA●飛行機から見る街の景色と、顕微鏡で見る細胞の姿は、何処か似ているような気がします。蟻の巣が蟻の世界であるように、人間の家も人間の世界なんだなあと、はっと気がつきました。
KS●建築は人間の意識に大きな影響を与えている。
RA●また今の建築から、街の姿から、人間の意識の在り方を逆に知る事ができるのかもしれないてすね。

KS●家を建てることで、地域社会との新しい関わりやこれまでの地縁関係を考えざるをえないだろうし、自分自身の価値観や生き方を見つめることにもつながることになるんですよ。
RA●建築で伝えてゆけること、表現出来ること、それはとても大きいんだなあと羨ましく思いました。しかも、形として、現実に使える、必要なものとして。それが無くては実際に困ってしまうものとして。
KS●それが空間を作ることなんですね。あなたもなんらかの形でこれからも建築の世界に関わりましょうよ。
RA●周囲の空間を活かすこと。そんな事が建築するという行為でできればいいですね。

続く……

TM●ワタシも、木星から見たら自分は地球なんだなあって思ったことがあります。

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青柳龍太
鈴木喜一
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