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旅する建築家
鈴木喜一の

大地の家
2011.03.01
 父ちゃんへ☆「じいちゃんの家」
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大黒柱を伐る20091007

鈴木喜一の家物語☆01☆武蔵高萩の家


prologue●「じいちゃんの家」

父ちゃんへ◎大崎謙一郎
家を建てようと考えています。マイホーム願望はありませんが、家族寮は12年の期限があり、その期限めいっぱい住むとコナは転校しなければなりません。小学生にとって転校は大きなものです。そこでコナが小学校に入学する前を目安に考えています。
「どんな家がいいのだろう」
ここ一、二年いつも考えていました。建売りのモデルハウスを見学しましたが、どれも長く住み続けるために建てられた家には思えませんでした。内装、間取り、外観、その土地の風景との違和感。「使い捨て」、そんな印象です。
空いたスペースに大量に建てられる家。化学物質を大量に含んだ建材。エアコン等にたより過ぎる造り。修理して住み継ぐことを考えられていない造り、デザイン。現代社会が抱えている問題が、家にも表れているように思われます。
お店には旬ではない野菜が並び、添加物まみれの食品が横行する。工場のように卵を産むニワトリ。外国で作られた食材が普通に並ぶ食卓。食料の自給率が半分以下、それなのに食べ物が余り、それを捨てる豊かな(?)先進国、日本。
まだ食べられるけれど賞味期限として廃棄される食品、それゆえその期限のウソをつく企業。先進国の製品を安い賃金で生産して、先進国の流行の都合に振り回されている貧しい後進国の人々。それらの消費に伴う地球温暖化。便利さを求め原子力発電にたよる現状等々、数えあげればきりがありません。
人間は、何かおかしな道を進んでいます。
このままでは、人間はダメになってしまうでしょう。
それを「しょうがない」と言って、コナや葉平、コナや葉平の子供たちに引き継ぐわけにいきません。現状を「いけない」「おかしい」と感じる心を育てることと、その手本を示したいと思っています。もちろん今後どう生きていくかはコナと葉平の人生ですが。
というわけで、そんな暮らしの実践できる家にしたいと思っています。
テーマは「じいちゃんの家」です。

01●土地を探す
02●大黒柱を伐る
03●気持ちよく家をつくる
epilogue●里山に開く家で、新築だが、なぜか昔から存在していたかのように土地に馴染んでいる

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