
第八期神楽坂建築塾塾生募集(2006年度)
戦後の高度成長期以降、日本が進んできた大量生産・大量消費の社会システムとそのもとでの生活スタイルは、いまや地球環境問題、資源の枯渇、ゴミ処理や各種汚染による健康への被害など、さまざまな局面で大幅な軌道修正を余儀なくされています。経済的な側面でも、また人間の生きる場と空間という意味でも、建築は 常に時代の姿の反映でありました。今までの、古いものを一掃し、最新技術を謳歌し、表面的なきれいさや豪華さを求める家づくり・まちづくりのあり方では、これからはもうたちゆかないという危機感を、いまや多くの人びとが共有し始めたといえるでしょう。
建築と生活の新しい座標軸をどこから見いだすか。そのカギは「古い集落とまちにある」と私たちは考えます。時間の蓄積を体感できる場を慈しむ感性、人間の手技を大切にし、お金だけでは計れない住まいの価値 を自らの目と手でつかむこと。「ほんとうの豊かさ」を、建築という共通の土俵の上から、多角的に、そして実践的に学んでいきます。さらに古民家や近代建築、伝統的建造物群保存地区の見学等を通して、流行に左右されない確かな生活の実感をつかみたいと思います。今期は「風土と住まいのかたち」という通年テーマを設定しました。第七期までの テーマをベースにより重層的に学んでいきたいと思っています。
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☆http://info.musabi.ac.jp/info/
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