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旅する建築家
鈴木喜一の

大地の家
2009.09.12
 齊藤祐子の「土と建築」
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「土と建築」☆20090912(坐学)
一問一答●齊藤祐子×鈴木喜一

齊藤●土は不思議な力を持っている。
鈴木●確かに不思議な力を持っている。その中で何をつくりだすのでしょうか。
齊藤●時間と人のつながりをやわらかくつくりだすのだと思います。
鈴木●明日、訪ねる今成窯もそんな場所の一つなんですね。
齊藤●そうなんです。益子で活動する陶芸家の仕事場と住居「今成窯・土埃庵(現、塵庵)」は、1997年に竣工し、形を変えながら12年の時を重ねてきました。
鈴木●もうそんなになるんですか。陶芸家の仕事場で、しかも益子という土の里ですから、土を住まいに活かすことは、当然だったわけですね。
齊藤●加えて、建築の現場を開いていくことを考えました。
鈴木●ワークショップですね。
齊藤●職人と学生の協同作業になりました。益子の土でベンチと展示の棚をつくりました。そして、庭から南北につながる居間と個室を連続させて、作品を展示するアトリエギャラリーの試みも行いました。
鈴木●僕も一度、今成窯を訪れているのですが、あの一連の流れるような田圃に向かう空間は、そのような協同作業から生まれて来たのですね。ところで齊藤さんは、このところ、土の旅を地球規模で続けているように思えるのですが。
齊藤●今成窯・土埃庵をつくってから、アメリカのサンタフェ、パキスタン、チベット高原等を旅しました。そこで出会ったのはアドベ、日干し煉瓦、版築、練塀という土の力を感じる住まいでした。
鈴木●今夜の講座では、そうした土の住居の根源的な話や、土と共に生きる益子の場所を見直すことになりました。ありがとうございました。


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