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旅する建築家
鈴木喜一の

大地の家
2013.01.30
 【鈴木喜一の出自関連話】
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ごらんのような居酒屋が三軒並んでいる朝の散歩である。いったい僕の夕暮れはどこに入るべきなのかと考えてみたりする。。。
1・竜ちゃん
2・鷹一
3・みどり
行ったり来たりして瞬間的に悩むのは当然のことである。

鷹一は、徳川家康の鷹狩りの模様が目に浮かんでならない。
竜ちゃんは、仲良しだった従弟の隆ちゃんが微笑んでいるような気がする。また、異国の義弟、劉衛民(=鈴木喜二/中国河北省承徳)のことも思い起こされる。

前置きが長くなったが、結局、竜ちゃんに入ることに決めた。

夕暮れを遠く過ぎて、ガラガラガラと戸を引く。何やら妖しい雰囲気。おそるおそる、
「晩ご飯食べたいんですけれど、ありますか?」
「ご飯はないねえ」
「じゃあ、メニューとか、ありますか?」
「ないよ」
どうしよう。入っちゃったしなあ。引き返してもいいけれど、まあいいか。
「とりあえずビールをください」
「はいよ」
おつまみは、ガラスのショーケースに入っている。
「まぐろの刺身と厚揚げください」
「はいよ」
お客はみんな常連さんで順番に歌っている。この並びの居酒屋はみんなカラオケ居酒屋だったのである。
「あんたも歌いな」
「いや、聴くだけでもいいですか」
「いいよ。でも歌いたくなったら歌いな」
カラオケBOXとはやはりひと味ちがう。地元の方々が集う、なんかいいなあ的なごやかさと会話&歌声である。しばし、この時間に浸ることにする。

続く.........

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