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旅する建築家
鈴木喜一の

大地の家
2012.11.06
 瀬戸内海の島々
365●瀬戸内海の島々
この間、「シャングリラへの旅」の二回目の原稿が書きあがったばかりで、それはどこかというと、実は日本なんですね。日本にもシャングリラがあるんだという認識のもとでやってるから、グローバル・ドリームという副題があるけれども、日本から遠く離れた話ばかりではない。もちろんグローバルにやるつもりですが、日本にもあるよ、そうありたいと思っていたから、日本をやりたい。それで、どこを取り上げたかというと、君らにもこの講義で話したように、瀬戸内海の島なんです。瀬戸内海の島々というのは、シャングリラの島だということを書いた。

366●その行動の根源が何なのか
まあ、言葉を出来るだけ少なくするというのがいいかな、と考えている。瀬戸内海、そこでやったことは何かといったら、僕はこの島が好きだよとか、この島は気持ちがいいよとか、そういうことを絵に描いた。もうそれで十分、僕はこう描いた、こう見た、それで伝わっていけるような気がするんです。その他の野心はまったくないですね。
なんでこんな話になっちゃったのかなあ……、ああ、ムスタン王国の話からですね。長期間にわたってかなりの人員で詳細に取材してくるっていうことは、いいことかもしれない。でも、ちょっとアブナイことかも、という疑念がわいた。その根本的なところが何なのか、ということが見ていてちょっと不安だった。これは何に対しても言えることなのね、いろんな行動パターンがあるんだけど、その行動の根源が何なのか、単純に言っちゃうと、人間に対する優しさとか、思いやりとか、そういったものから出発しているのかなってことだと思うんですけれど。

註★ムスタン王国(Mustang kingdom)
ネパール領の自治王国。2008年まで存続した。ムスタンとはチベット語で「肥沃な平原」の意味。現在、ネパール連邦民主共和国ダウラギリ県ムスタン郡。


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