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旅する建築家
鈴木喜一の

大地の家
2011.06.22
 住民ネットワークがどこまでとどくか☆週刊新潮最新号
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神楽坂よこみち会の住民運動が紹介されています。

『週刊新潮』6月23日号  (2011年)
なぜかホッとする「よこみち」なのに

神楽坂"路地を守れ"に窮したマンション計画

近年、東京都内の「住みたい街」ベストテンに必ずランクインするのが、神楽坂(新宿区)。ゆるやかな坂道となっている早稲田通りの両側には商店が並ぶが、一本裏に入ると、細い路地が縦横に走り、古きよき"東京"の風情が香る。
この2月、そんな閑静な住宅地にふってわいたのが、ある開発計画だった。
「アパートが建っている土地に、いきなり"建築計画"の看板が立った。びっくりしましたよ。」(近隣住民)
地上5階、24戸の居室を持つワンルームマンションが建つ、という。時をおかず、近隣に図面と資料が配られ、マンションの正面玄関が、車がやっと通れるほどの路地(写真右)に面していることがわかった。しかもその路地は私道なのだ。
たかが、5階建て、と言うなかれ。地元住民は、現在の住環境が守れなくなることを恐れ、約20世帯が結束して「よこみち会」を結成。そのメンバーである建築家の鈴木喜一さんは言う。
「この界隈は、神楽坂の路地らしい路地のひとつで、私の自宅のように、築60年を超える建物もある。私たちはこの景観を守っていきたいのです」
そして「よこみち会」は私道の所有者とともに、工事関係車両は路地を使わせない、と建設反対を打ち出した(写真)。
元住人の地主に代わって交渉する施工業者は、
「近隣の方々とトラブルにならないように、ご説明しています」
現在「よこみち会」は、「玄関を路地側につけず、周辺と同様に3階建てにするのであればいい。知恵は出しますよ」(鈴木さん)
と、地主との直接対話や対案の提示も含めた話し合いを継続中。4月着工の予定だけがズルズル延びるーーー。


よこみち会

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