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旅する建築家
鈴木喜一の

大地の家
2011.04.22
 近代建築史への旅スケッチ展VOL.22☆神楽坂→早稲田
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☆☆☆

●早稲田スコットホールギャラリーでの開催経緯について

去年の秋、不思議なご縁があって、早稲田のスコットホールにギャラリーをつくるという相談を受けました。
スコットホールといえば、1922年の竣工。いまからおよそ90年前の煉瓦造建築です。W・M・ヴォーリズ建築事務所の原設計で、早稲田大学の内藤多仲や今井兼次、煉瓦職人の竹田米吉らが関わっている仕事でもあります。
往年の建築家たちの共作であることが見所の一つとされている歴史的建造物に僕が関与できるのは、ありがたい巡り合わせだなあと思って、ご縁に感謝し、厳粛な気持で基本設計を進めてきましたが、今年の3月、無事に着工の運びとなり、4月上旬には、ギャラリーの看板も取り付けてオープンすることになりました。
ギャラリー空間は、スコットホールの南側の半地下部分を改修したものです。当初はビリヤードルームだったと言われています。半地下のギャラリーですが、三方向の窓から日時計のような光が差し込みます。中庭から続く専用のアプローチで入廊でき、煉瓦積の壁をそのまま活かした展示面は、重厚で長い歴史を感じさせています。
工事途中から、ここで、ぜひ今年の「近代建築史への旅スケッチ展」を開催してみたいと思っていました。例年、東京神楽坂と地方を結んで実施してきたこの展覧会ですが、今年は、神楽坂から早稲田と、新宿区内のリレー開催が実現します。
みなさん、ぜひご参加ください。

近代建築史への旅スケッチ展VOL.22
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