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旅する建築家
鈴木喜一の

大地の家
2011.02.15
 村上正剛の名解説☆浪速場所と中畦場所
110215_1955~02
喜一山○・・・●影乃山  上手出し投げ

☆かたや大相撲・春場所中止、こなた岡山中畦の家落成記念奉納場所開催☆

大相撲春場所は、大阪場所とも浪速場所とも呼ばれ昔から荒れる場所だが八百長問題で頓挫。間が悪い時に理事長となった元大関魁傑(現役時代は怪傑黒頭巾ともいわれた)も目を白黒の袋叩き。
一方神楽坂協会の相撲は清廉潔白ガチンコ勝負。横綱の貫禄で喜一山会心の四連勝発進。いずれも好一番。

(その1)喜一山○・・・●影乃山  内掛け
真新しい土俵に気を静めて両者粛々と立ち上がる。影乃山、機を見て強力に喜一山を右に捻り、両者の位置が入れ替わる。なおも影は攻勢に出てまたも右に揺さぶりをかければ、その手は喰わぬとばかりにかわし外掛けで影の動きを封じる。この外掛けが思いのほか効き影の体が崩れるも、しぶとくかろうじて体勢を立て直す瞬間に喜一大得意の内掛けを放てば朽木倒し、もう影山に残す力はなかった。先ず幸先のいい好一勝。

(その2)喜一山○・・・●影乃山  内掛け
第二戦。影乃山、手ごわしとみたか横綱、珍しく先制攻撃をかけ投げを打ち影乃山の首根っこを強引に押さえて回り込む。勝手の違った影乃山、喜一山の右の脇下に首を突っ込まされ完全に潜り込む。思わぬ体勢で喜一も体が浮き上り、なんとか起こしにかかるも体勢変わらず。下からグイグイ押し上げる影乃山。手を焼く喜一しかたなくさりげなく誘うように下がり、影山がつられて左足を出すところをすかさず又も宝刀の内掛けで仕留める。二度とは同じ手を喰わぬと思いつつも、ついつい引っかかってしまうところが憎い名人技。

(その3)喜一山○・・・●影乃山  上手出し投げ
さすがに疲れの見える両者。立会いも鈍い。喜一、低い体勢から影乃山の腰に喰いつき体を起こしにかかる。動きを止められる影。両者肩で息をつき動きも冴えない。足を止めての揺さ振り合い。ようやく右手の捻りを加えて、最後は喜一にしては珍しい裂帛の気合もろとも上手投げで叩きつける。善戦の影乃山に拍手、拍手。

(その4)喜一山○・・・●香の山  上手投げ
岡山(備前藩??)新鋭の初顔。腰の重そうな香の山と対戦。がっちり組み合うと早くも喜一、自分の顎で香山の右肩の自由を奪いつつ左手からの捻りを伴う引き落としを一度ばかりか二度も加える。受身の香山、三度目の左捻りを警戒し防戦態勢で構える。思う壷と見たか喜一、ここぞとばかりに真反対方向へ強烈に抛るような上手出し投げを繰り出す。無警戒の香山虚をつかれ堪らず土俵に舞う。裏をかく老練な決め技で初顔を退ける。無念の香の山、絶叫してリベンジを期す。