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旅する建築家
鈴木喜一の

大地の家
2010.10.03
 101●《最終講義》
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●《最終講義》
始めます。学生ではない、生デの2年生ではない人、もう卒業した人を含めてどのくらいの人が来ているのかな。手をあげてみて。なるほど。
今日はいろんな人が来ているみたいなので、そのあたりも睨んで話をしたいと、そのくらいの余裕があればいいなと思っているんだけれど、まあ、どうなるか。
みなさんにこういう簡単な白いメモ用紙を渡しますので、氏名と、よかったら住所を書いて、これを出席代わりにします。実はこういう秘密兵器があります。[製本工房]といって、みなさんに書いてもらったものをこう束ねてここに挟むとすぐ一冊の本になってしまう。この本を僕は大切にしたいと思いますので、授業が終わったら今日の感想でもいいし、生デの学生は一年間のこの授業への簡単なメッセージを書いてくれたらとうれしい。
最後なので、気の効いた話をしようと一週間考えていたんですけれど、ずっと日常の仕事がかたわらにあって、昨夜も夜9時過ぎまでそのことに体と頭を奪われいて、で、10時頃になってそろそろ講義の準備をやらねばと思って、写真をどうしようかなとかね。最初、インドの総集編を見てもらおうと思ったんですが、ベトナムの写真をもう一度見たいという人が何人かいたのと、まだ見ていない人がいるのでアンコールにお応えして、ベトナムの写真になりました。
ということで、夜も遅く、アトリエでベトナムの写真を整理していたら、友人が遊びに来てわりといい雑談になって、ここで話せるような体勢になったかなと思って、若干そのメモなども持ってここに来ました。その友人が今日ここに来ているから、紹介します。
「十川さん、ちょっと立ってくれますか。顔だけでいいよ」
「十川です」
「どうもありがとう」
十川正一さん。僕の旅の友人で、みなさん覚えているかどうかわかんないけれど、この授業で一回だけ彼の話をしたことがある。ネパールに行った直後の話で、カトマンズでカジノをやって、二人でポーカーをやって損した話をしたんですよね。その時のカードになぞらえて、人生はトランプのカードのように決まっているとか、決まっていないとか、いかさまもあるし、トリックもあるとか。そんなわけのわからない話をしたことがありますね、まあ、その時の相棒です。

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