FC2ブログ
旅する建築家
鈴木喜一の

大地の家
2010.08.09
 ふーらり、蒲原の家☆20100809
moblog_82e3278a.jpg
古民家再生は新しい時代を担う

蒲原の家(片瀬邸)[『住宅建築』2002年10月号に掲載☆抄]
蒲原の家を設計した石田正年さんとは山崎晏男さんを通じて、横寺の家(拙宅・1996年4月号本誌掲載)で2001年の春に会ったのが最初だったと記憶している。その時に「蒲原で古い家を曳き家して……」というような話を聞いたことがある。
一度、ぜひその現場を見てみたいと思ったのだったが、あれやこれやの忙しさにかまけて忘れていた。つい最近、本誌編集部から、その竣工写真を見せてもらうことになった。これは、この目で確かめたい、と思わせるものだった。秋の気配がちらほら漂う晩夏、山崎さんの運転で静岡駅から蒲原の片瀬邸に向かった。後ろには設計者の石田さんが乗っている。
「築80年の家を60センチ位ジャッキアップして曳き家しました」
「そうでしたよね。やはり間口は狭く奥行の長い家なんですか?」
「そうです。そこに3世代が住んでいます。施主は当初、建て替えを考えていたのですが、直した方がいいんじゃないかと提案して受け入れられたんです」
[ふーらり、蒲原の家☆20100809]の続きを読む
スポンサーサイト