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旅する建築家
鈴木喜一の

大地の家
2010.03.17
 想創舎●楢村徹設計室
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想創舎

●再録
友人の建築家、楢村徹氏が『倉敷からの発信』という本を書いた。
自身の生い立ちから就職・独立の経緯、「古民家再生工房」の結成と今後の方向性について縦横に語った自叙伝的建築論である。
著者からカバージャケットの相談を受けた。私は即座に「想創舎のスケッチがいいよ」と答えた。想創舎とは彼のアトリエのことだが、この拠点が出来てほんとうによかった、と思っている一人だからだ。
この本が刊行されて、私が真っ先に読んだところは第六章の「病気で死ぬこと」という文章である。彼は五十歳の時に大病をした。痩せ細った彼を見舞って、きっと元気になるにちがいないと思っていたが、その通り見事に復活した。その復活劇の一つの到達点が「想創舎」なのである。この本には大病をものともしない不屈の闘志が全編に漲っている。
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