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旅する建築家
鈴木喜一の

大地の家
2010.03.01
 ビルマ1986☆ふとの問ひ13
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見たことのない懐かしい風景。

ふとの問ひ●牛車ですか? 大きな袋は穀物ですね。足跡を残して、生きることについてどう考えられますか?
13●【存在の耐えられない稀薄さ】
そうですよ。牛車と穀物(米と麦粉)ですね。旅の足跡ですか? ……ほんとうの旅はそれを残さないものだと思います。生きている姿はアノニマス(無名)ですからね……。答えにならないかもしれませんが、現地でビルマの水のようなカレーを胃に注ぎこみながら、何かがしみこんできて、僕がはじけるような気がしてきました。自分が生きる世界を守ることなんて必要ないんだと……。
近代文明社会は人間が生きた足跡を残したいのかもしれない。自分が存在していることの稀薄さに耐えられないのかもしれない……、という疑念が湧いてきました。

「旅と建築☆アジアのまちと集落」
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