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旅する建築家
鈴木喜一の

大地の家
2010.01.22
 大地に足をつけ、
加速、あるいは疾走・高速、そのスリルと快感は認めよう。だが、とライトは言う。
「それが進歩を意味するのか、それとも新しい収奪形態なのか」
これまで人間が百年かかっていたことは、いま十年でできる。人間相互通信は百分の一に切り詰められた、と1930年にライトは語っている。
では、僕たちの生きている2010年はどうなのだろう?
百分の一に切り詰められた1930年の一日が、さらに百分の一以上に切り詰められているという陰謀の匂いがしないでもない。

予言者の言葉にもう一度声を傾けてみよう。

「すべてを大地の近くに保ち、大地に足をつけ、手は地の豊かさに従事させて、視野を広げすぎず、高めすぎぬようにするがよい」

武蔵美近代文明論●自然からの離脱

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