FC2ブログ
旅する建築家
鈴木喜一の

大地の家
2009.11.13
 泉幸甫の、どのようにしたら設計がうまくなるか●家をつくるにあたって☆林芙美子
20091110212412.jpg
11月14日【土】●「どのようにしたら設計がうまくなるか」
18時30分坐学開始 !!!  2009泉節、ご期待下さい。
2008泉節を見る

【どのようにしたら設計がうまくなるか☆鈴木喜一の、泉幸甫はこうくる的予想コンテンツ】
01・人間力
02・判断力と決断力
03・コストコントロール
04・タイムスケジュール
05・建築への情熱
06・社会や人を見抜く洞察力と怜悧さ、それに能天気とさえいえる明るさ
07・現場を盛り上げることができるか
08・粘り強いエネルギー
09・幅広い視野
10・施主との付き合い方に気を抜くな

●坐学後の懇親会はボルネオ帰りの新鮮なレポート
研究生の石塚禎幸さんと正課生の豊島瑠美さんによるボルネオ報告です。ご期待ください !!!

===============
【新情報】11月14日、13時。
いましがた、泉幸甫さんから電話が入り、15日【日】のFWも大丈夫になったと連絡がありました。よって、スケジュールを元に戻します。ただし、アパートメント傳(でん)にある喫茶店(ここで泉さんの講義があります。コーヒー代等実費でお願いします)が11時から開店なので、集合時間を30分繰り下げて、 10時30分とします。みなさんと、うまく連絡がつくかな ?

神楽坂建築塾講座★11月15日【日】アパートメント傳(でん)で、10時30分~12時。
★講師・泉幸甫

PS・中井落合迷宮散策&林芙美子邸&白雪鮨の講座はまた機会をみて実施します。
以下は旧情報です。間違えないように。
===============
★翌日の15日【日】は泉幸甫氏の緊急の都合により、傳(でん)内部の見学及び講義が出来なくなりました。泉氏の補講は来月13日(日)、アパートメント傳(でん)で、10時~11時30分の時間で行う予定です。追って連絡します。当日は公開講座●畑聰一/「アジアの住まいの新しい視座に向けて」になっていますので、塾生は12時45分に神楽坂の教室にお戻りください。

【11月15日の変更後、スケジュール】講師●鈴木喜一、齊藤祐子他
11月15日【日】●10時/泉幸甫の低層集合住宅・アパートメント傳(でん)入口集合→落合迷宮散策→11時/林芙美子邸→12時15分/中井の老舗、白雪鮨でちらし寿司ランチ→中井落合迷宮散策→15時/東中野パオコンパウンド
(当講座は林芙美子邸をもって終了としますが、希望者は中井の老舗でランチを食べ、東中野パオコンパウンド=齊藤祐子氏の拠点 ? まで辿り着いてみませんか。ランチは人数把握が必要なので、前日の坐学で昼食希望者を事務局が募ります。手軽なスケッチ用具持参でお願いします)

家をつくるにあたって●林芙美子
私は十年前に現在の場所に家を建てた。
私の生涯で家を建てるなぞとは考えてもみなかったのだけれども、八年程住みなれていた借家を、どうしても引越さなければならなくなり,私はひまにまかせて、借家をみつけて歩いた。まづ、下町の谷中あたりに住みたいと思ひ、このあたりを物色してまはったが、思はしい、家もなく、考へてみると住みなれた、現在の下落合は去りがたい気がして、このあたりに敷地でもあれば小さな家を建てるのもいゝなと考へ始めた。幸ひ、現在の場所を、古屋芳雄さんのおばあさまの紹介で三百坪の地所を求める事ができたが、家を建てる金をつくる事がむづかしく、家を追いたてられていながら、ぐづぐづに一年は過ぎてしまったが、その間に、私は、まづ、家を建てるについての参考書を二百冊近く求めて,およその見当をつけるやうになり,材木や木や、瓦や、大工に就いての智識を得た。
大工は一等のひとを選びたいと思った。
まづ、私は自分の家の設計図をつくり、建築家の山口文象氏に敷地のエレヴェションを見て貰って、一年あまり、設計図に就いてはねるだけねって貰った。東西南北風の吹き抜ける家と云ふのが私の家に対する最も重要な信念であった。客間には金をかけない事と、茶の間と風呂と厠と台所には、十二分に金をかける事と云ふのが、私の考へであった。
それにしても、家を建てる金が始めから用意されていたのではないので、かなり、あぶない橋を渡るやうなものだったが、生涯を住む家となれば、何よりも、愛らしい美しい家を造りたいと思った。まづ、参考書によって得た智識で、私はいゝ大工を探しあてたいと思ひ、紹介される大工の作品を何ヶ月か私は見てまはった。

林芙美子・緑敏 邸 /設計・山口文象/昭和16年建立/20030223/37-1835

スポンサーサイト