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旅する建築家
鈴木喜一の

大地の家
2009.11.30
 36●静かということ
あと、静かということ。静寂感がある。一週間ぐらい前、僕はネパールの山の中にいた。今は現実に引き戻されてしまいましたが、タイム・カプセルに乗っていたんですよ。どれくらい遡ったかというと、そうだな300年前という感じ。そこには何があったかというと、静寂がある。一週間前は、ビレタンティの村。本当はそこでね、テント張ってキャンプする予定だったんですが、そうもいかなくてね。川のほとりで、モデリバーというヒマラヤの河があって、きれいな河かといえば、大雨の後で黄濁した河になってましたけど、河が流れてる。河が流れていて、そこに美しい吊り橋が、村の両側を繋いでる。ブーゲーンビリアのピンクの花が咲き乱れてる。そこでとれる薄い板状の小石を積んで建物はできている。いわゆるスレートです。絵のように美しい村で、僕は3日間ぐらいボーッとしていた。