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旅する建築家
鈴木喜一の

大地の家
2008.11.01
 建築家会館
20081101193724

私は常々「まちと建築を再生する」ためには、身近な歴史的建物の再生は欠かせない要素だと思っている。これからの時代を担うべき存在だと確信している。
そして何より、人が家を大切に住み継いでゆくこと、それを実際の生活の中で心地よく実践していくことは人間本来の智恵を長く受け継ぐための尊い行為だとも考えている。
昨日新しかったことが、今日はもう古いとされる。先に走るモノを、はあはあと追いかける。成長が暴力的に強制され、狂気と化して走り続ける現代の中で、人が住むという源と先人たちの誠実で確かな技能をもう一度みんなで時間をかけて見つめ直し、新しい時代のほんとうの目的地を見いだすことは、これからの緊急な課題なのである。
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