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旅する建築家
鈴木喜一の

大地の家
2008.05.24
 木曽の吟遊詩人
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「栗の間」の炉端に掲げられている澤田正春の書が僕の胸の中にしみこんでくる。

いかなる権力や富を以てしても
古さをつくることは不可能である
また残れる世のどの大厦高楼も
人間の生活以上のものであったかもしれないが、
生活そのものではなかった。
生活そのものであった大切な住まいが、
ここにこをいう状態で残されていることに
私は強い感銘を覚える
またこの建物のすべてが栗の木で造られていることも
耐えることにすべてをかけてきた
昔の人たちの生活の痛ましき態度と
事実耐えてきたものの姿を
ここに見ることができて尊い。 

夜がらす山荘

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