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旅する建築家
鈴木喜一の

大地の家
2007.06.19
 我がアトリエの風景05☆焚火1
焚火1●トラックの運転手×鈴木喜一(2000.2.25)   

焚火の季節になった。朝、8時30分頃から9時まで焚火の時間とした。焚火をしているとやっぱりくつろぐ。
知らない人とも友達になれる。高橋ビルの2Fにあるワイレア出版という???出版社があるが、そこに配送に来た男が焚火にあたっていった。

「いつになったら出勤するんですかねえ。あの会社???」
「あまりあせらず、あたっていったら」と僕。
「そうもいかないんだよ。次に行くところもあるし、困っちゃうな」
「運転手っておもしろいんでしょ」
「おもしろいわけないでしょ。生活のためですよ」
「ふーん。だってヒッチハイクで若い女の子を乗せたりするんでしょ」
「んな時間ないって、もうびっちり予定組まれているんだから」
「……、ずーっと運転手なの?」
「そう、ずーっと、30年以上」
「女房子供いるの?」
「いないのよ、ほっとけない母親がいてね」
「で、ずーっと運転手やるの」
「いなかに行って農業をやりたいな」
「いなかって?」
「気仙沼」
「魚おいしいだろうな」
などと、言いつつ二人で火にあたっている。
「いまどき、焚火をしながらこんな話しているなんて、なんか不思議だ。おいらから見ればあんた、かなり変わってるよ」と言われてしまった。
時計はもう9時をとうに回っている。
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