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旅する建築家
鈴木喜一の

大地の家
2007.04.20
 第八期神楽坂建築塾授賞作品発表
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●平良敬一賞/石井瑞穂『川沿いを活かしたまちづくりを考える』
賞状・副賞(中村敏男訳『モダニズム建築』)
●鈴木喜一賞/樋口貴彦『キックボード乗車の視線☆板倉の分布新発見の旅』
賞状・副賞(鈴木喜一画集『語りかける風景』・『旅の中の風景』)
●青山恭之賞/三浦正博『フェズ・メディナにおける街路の迷路化に関する一考察』
賞状・副賞(青山恭之水彩画)
●対馬英治賞/田中隆義『職人と手仕事と道具の可能性について』
賞状・副賞(『日本の建築と芸術』関野貞)
●渡邉義孝賞/本間久美子『perforation(穿穴)の身体化と都市の再構築』
賞状・副賞(渡邉義孝著書『風をたべた日々』)
●時森幹郎賞/中谷泉『フラメンコダンサーの建築論』
賞状・副賞(うなぎパイ)

【各講師審査員評】
・本研究がまず我々に訴えかけるのは、二年間の現地での仕事のなかで調査・考察を重ねた結果生まれたという論の重みである。しかしそれを超えて、一見無秩序の迷路空間にひそむ構造の理解に導いてくれるのは、筆者の都市に対するまなざしが、そこに暮らす人々と同じレベルに据えられ、そこから読み解いていこうという純粋さに貫かれているからであろう。精緻な観察と、明快な論理に感動した。(YA)
・キックボードでよく筑波から諏訪湖まで行ったなあ。根性がないとあれはできない。しかも建築的な成果を出している。(MT)
・異郷インドネシア長期滞在の中で感じた「住民の視線」「居心地の悪さ」を、都市空間に孔をあけて新しい風を通過させる営為として捉え直し、ナンシーの身体論やバルセロナの都市再生など縦横なフィールドをまさに「旅」しながら、都市と人間の新しい関係、ヒューマンスケールの復権を模索する意欲的な試論。その思索の自由さ、緻密な調査そして発表に至る熱意もそれ自体優れたものだが、ネットでの公開を通して、同様に長期海外滞在を経験した塾生同士で、更に内容を深化させる討論が展開されている点にも注目した。(YW)
・いま職人的技能を復権させたいと叫んでも、近代のテクノロジーに対抗して、目に見える量的な成果を見せていくことはたいへんだ。劣勢に立っている。だから運動はなかなか強力にならない。日常生活を豊かにする文化を生み出すもの、それこそが職人の技能に固有の感性のはたらきにほかならないと僕は思うのだが……。これからの時代は仕事の質が問われていく。質の高い家をつくれるのは実は上質の職人仕事しかない、と僕は今でも思っている。現場からスタートするような教育システム、身体で覚えていくような建築教育が必要だろう。(KT)
・S字カーブが魅力的な川沿いの映像だった。昭和初期の建物、川沿いの動植物など、日常で見られる川沿いの魅力や、実際の「川沿い作品展」の様子も加えて紹介していて興味深い。川沿いを活かしたまちづくりにつながることを期待したい。ところでSと聞いて思い出すのがS作戦。(KS)
★S作戦のキーワード18+1
・SHANGRI-LA
・SELECT(極上の)
・SPECIAL(特別な)
・SMART(気の効いた)
・STRANGE(奇妙な)
・SINCERELY(心を込めて)
・SCALE(スケール)
・STORY(物語)
・SUSPENCE(あやふやな)
・SECRET(神秘、秘密)
・SABOTAG(反抗、破壊)
・SANCTUARY(聖域)
・SIMPLE(簡素)
・SACRIFICE(犠牲、愛)
・SPECTACLE(大がかり)
・SAVAGE(野蛮な、粗野な)
・STILL(静かな)
・SKETCH(スケッチ)
・SUZUKI KIICHI

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