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旅する建築家
鈴木喜一の

大地の家
2006.06.08
 巻頭言☆場所愛が響き合うとき
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「トポフィリアという言葉を想う。場所への愛・場所愛(topos・場所+philia・愛)という意味である。ガストン・バシュラールの『空間の詩学』にあった。場所には、自然のはたらきと人間のはらたき、つまり文化が相互に作用し合って生まれてくる温もりが生まれる。その温もりのある場所の全体の雰囲気こそ景観と呼ぶ。それは自然と人間の共存の証というべきものである。人間が場所を愛することがあって、はじめて現出するのが景観なのであろう。それすば、殺風景や醜い景観、荒涼たる景観、無味乾燥平板な景観などなど、景観ではないというべきであろう」(平良敬一巻頭言抄)


神楽坂建築塾/塾生通信☆2006
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