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旅する建築家
鈴木喜一の

大地の家
2006.05.14
 平良敬一の屋根論
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最近の新築の住宅を見ると切妻などの三角形の形をした屋根だけはなく、陸屋根と言われる平らな屋根も多く見られるようになりました。日本の近代以前の民家や寺社・仏閣を見ると建物の大部分を占めるような大きな屋根が数多く残っています。これは威厳や威圧感を感じさせ、それはまた宗教的な要素も含まれています。日本の住宅の屋根の一般的な形は切妻や寄棟、入母屋などがあります。さらに寺社・仏閣などで見られるムクリと言われる屋根の棟と軒の中心部分の一部が盛り上がったようなものや、屋根の先がとがって空の方向に向いているソリといわれるものがある。

■壁
現在ではガラスなどの透明な素材を使い、壁をなくす傾向がありますが、逆にまわりを壁で閉じた住宅も見ることができます。壁から解放されたいという意識と外からの視線を遮りたいという二つの意識が現代の人の中にあるのではないか。

■風土というキーワード
風土はたえず変化しています。50年前の気候と今の気候では違っている。その場所に住む人達の活動によって変化するものであると考えていい。風土によって住宅のかたちも変化してきました。

■住まい
私の今の生活を考えてみると最先端の技術のみ依存しているかと思えば、伝統的な技術にも関係しながら生活しています。このように今の住宅のつくり方にも多様性が求められているのではないでしょうか。


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