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旅する建築家
鈴木喜一の

大地の家
2013.06.18
 越谷のアトリエ母屋改修工事☆05
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越谷のアトリエ☆20130618

越谷のアトリエ母屋改修工事
10時〜
星晃・星テル・小松完・鈴木喜一

・給湯器はガスとする。
・給排水設備工事の現調をもう一度実施する。(汚水枡は現状でいきたい。排水勾配が取れるか)
・設備機器は安価なものとする
・トイレも含めてできればやりたい。
・壁はそのまま。
・天井は撤去。
・電気配線は露出。
・アトリエと同じテイストに。
・解体後、現場で計画を再確認。
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2013.06.12
 府中宮西の家
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2013年6月11日現場調査。

◎名称/府中宮西の家
◎方針/五カ年計画を念頭に置く。
01・小屋丸太を組む。それをどう柱で受けるか。基礎・土台の補強。
02・天井及び壁の断熱。吹抜け案の検討。
03・直通階段の設置。浴室・トイレの移動。
04・建具の有効利用。
05・インテリアの調整。正面外壁の修景。
さらに、もっと大切なことは、区画されようとしている前面敷地の在り方について想像力を膨らませ、基本構想ができたら、その実現に向かって動くこと。これが、この小さな家(スタジオ)をよりよい環境で保つことにつながる。
2013.05.22
 片倉の月
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手刻みの車知継ぎで考える柱と梁。
2013.05.21
 奥多摩古里の家☆20130521
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[打合せ内容]☆20130522
・工程の確認
・諸々契約の確認
・工事内容の確認(基礎・木構造・加工材・建具・設備他)


2013.05.20
 港町の記憶
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photo/焼津枕流亭・天野隆吉氏蔵
枕流亭(明治30年代)と日和橋(現江川橋)

日暮里駅から谷中霊園に向かう。霊園の桜並木を歩きながら、ふと足をとめたのは川上音二郎顕彰碑の台座のところだった。上部にあった銅像は戦中の金属供出で無くなっている。
川上音二郎と貞奴の数寄な人生をしばし反芻しながら、港町、焼津に想いを馳せる。(20130519)

枕流亭(港町の記憶)
●プロローグ

●三つの時代 

●港町・川上音二郎・ワールド紙
以下抄文

港町の記憶を辿る☆20130520
ニューヨークのワールド紙(1900年3月15日夕刊)

唐突だが、明治33年のことである。いまから113年前にワールド紙で公表された川上貞奴の「日本の恋愛」という興味深い記事をここに紹介しよう。
〈 私は、アメリカの女性に対して、日本の恋愛を語るのはとてもうれしいのですが、思うようにうまく表現できません。しかし、できるだけお話しましょう。日本とアメリカでは恋の仕方に相違があります。アメリカでは男女が恋愛するのは自由なのに、日本では女から恋を打ち明けることはできないのです。だから、日本の女性は恋を隠し、恋病になります。恋が打ち明けられなくて恋病となり、そのため死ぬものも珍しくありません。嘘かと思われるかもしれませんが、これは事実で、日本には男女の交際の自由はないのです。男女七才にして席を同じうせずとの厳しいおきてがありますので、日本の人々は、あまりしゃべらず堅苦しくなっています。私にはどちらがよいかわかりませんが、相違があるのは確かです。アメリカ婦人の恋愛の仕方について云々することはできませんが、日本婦人の恋愛は高尚で神聖なものだと思っています。
もし、日本の男女が恋愛におちいれば。百万ドルをもってしても、その愛をかえることはできず、また頭上に剣をかざして脅かしても愛の誓いをかえさせることはできません。自分の命をかけて、夫を救うことさえあるのです。日本には二夫にまみえないという固い道徳があって、女性はこの考え方で心から信じきっているので、その夫や恋人に忠実で貞淑になるのです。東京の有名な美しい芸者でタカオという人がいますが、この女の人は金持ちの大名に嫉妬のため殺されました。また、美妓・イマムラサキは金持ちで身分の高い役人からの結婚申し込みを拒んで、日本では一番身分の低い役人である恋人と結婚しました。日本婦人の恋は真心で貫かれています。地位や身分や金によって恋はしないのです 〉(訳・鈴木勲)
2013.04.17
 横寺の家☆ぐし瓦改修工事完了
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ぐしが固まってすっかり安定感が増した屋根
横寺の家
2013.04.08
 軽井沢M邸☆反復模型制作
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