旅する建築家
鈴木喜一の

大地の家
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2013.02.13
 α波がよく出る授業でした。
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04・SA/最後の class ということで、とても Lucky だったと思います。気持よく時間が流れていました。自然に流れていれば、何かの CHANCE はめぐってくるというか、知らず知らずつかんでいるというか、そういうものだ、という話には勇気づけられました。同感です。
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2012.12.07
 ほんとうの豊かさ
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2008年2月10日、講座終了後の鈴木ゼミ。「菅野の家」で。

設問◎新しいものをむやみに「つくる」だけでなく、歴史的なものを「残す」「活用する」ことによって生まれるほんとうの豊かさについて

01◎先代の知恵が生かされる
02◎住民としての誇りが生まれる
03◎安易で便利さだけがほんとうの豊かさの基準でないことを知らされる
04◎先人の財産を後世に伝える=つまり歴史に関与する。
05◎美的感覚が養われる
06◎地域の活性化と経済効果→維持費の軽減
07◎文化財の活用
08◎点から線へ、そして面に

【事例】
◎菅野の家、東京駅、南会津、京都、奈良、路地裏、ロンドンの街並、福井県武生市、旧前田侯爵邸、大地の芸術祭、民家再生プロジェクト他
【心持】
感謝の気持ち、ものを大切する、いたわる気持ち、愛しむ、目に見えない心の豊かさ、うやまう心、木のぬくもり、地域の財産、まちの景観、誇りとなる、歴史の厚みを感じる、ぬくもり、過去の営みに対する夢想、豊かな風景、豊かさに触れる、自然や大いなる大地や神に感謝して生きる
2012.04.16
 重たい石をそっとよけて生きている人たち
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心の健やかさ

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ささやかな生活の律動=バタネス

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薪を割る風景

LIVE
住む。棲む。澄む。=生きる、とは?

・心の健やかさ
・天と地を支配しない
・小さな舟で魚を捕る
・ハイビスカスの花が語るもの
・ぶらぶらと歩き、さまよう楽しみ
・ささやかな生活の律動

2012.04.01
 「見たことのない懐かしい風景」
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僕はかつて、ビルマを旅して、スロウトレインの窓外に映るのどかな農村風景を見た時、これは「見たことのない懐かしい風景」だという言葉を口にした。あれからおよそ25年が過ぎたのだが、バタネスの印象はそれにほぼ近いものだった。さすがに、見たことがないとは言いづらいが、四半世紀の間に日進月歩している文明社会にどっぷりと身を置いている自分にとって、瞬時には、ありえない風景だったのである。つまり時空間を超え、タイムマシーンで100年遡ったような感覚もあり、でも随所には紛れもなく今が存在していたし、限りなく深い過去と現在が混在併存していたのである。僕はここにこそ、未来を解(ほぐ)す鍵が潜んでいるのではないかという仮説をひそかに立ててみた。
2011.10.14
 219☆大地からのメッセージ
219     
武蔵野美術大学近代文明論
通信教育課程スクーリング特別講義

《大地からのメッセージ》
後ろのみなさん、聞こえますか? 
はじめまして。僕がみなさんから送られてくる建築史のリポートを添削している鈴木喜一です。
今、武田さんから、紹介がありましたけれど、僕自身もみなさんと同じように武蔵美の通信教育部の出身です。もう16~7年前になりますけれどね、暑い夏を過ごしたことを思い出しています。…………えー、なかなか調子がでないなあ。(笑)こんなに大勢の前で講義したことがないんで、200人以上いますね。話すことの柱をいくつか考えて来たんですけれど、しっかり伝えられるかどうか、ちょっとわからなくなってきた。(笑)
大地からのメッセージを、僕はメッセンジャーとしてみなさんに伝えたいなっていう思いがありまして、こういうタイトルにしたんですが、みなさん方、たいへん熱心に、まじめにスクーリングに取り組んでいるので、ちょっと浮いたタイトルだなって感じもしたんですけれど、、、副題がまた《SHANGRI-LA GLOBAL DREM》だからね。(笑)
実は今、僕、少しパワー(体力)が不足していて、そのメッセンジャーボーイになっているかどうか、まあ、このタイトルは眉唾になってしまうかもしれないんだけれど……どうなることか、まあ聞いて下さい。
『大地の家』という本を僕が1988年に出版したんですけれど、この本を読んだことのある人、いますか? ちょっと手をあげて……。はいはい、あんまりいないね。(笑)持っていたらサインしてあげたのに。(笑)今日、みなさんに伝えたいことが、実はこの本の中に入っています。本のテーマとしては、主に人間の生活・住まい・集落、そういったユーラシア大陸の風景を、あっ、エジプトも入っていますね、とにかくお金をたいして持たずに地球をほっつき歩いた旅行記。読んでくれている学生さんもちらほらいるようですが、まだ読んでない人が多いようなので、ぜひ読んでください。

『大地の家』

とにかく僕は旅が好きで12~3年前から暇を見つけては歩いている。最近は、体の調子が悪いのにネパールにトレッキングに行って来て、ひんしゅくを買っているんですけれどね。体が悪いのにネパールに行く、そのこと自体が病気だって言われている。(笑)で、今日はその成果の《SHANGRI-LA GLOBAL DREAM》という映画のようなスライドをぴったり30分間、音楽入りで見てもらいます。みなさん、この暑い中、まじめにたくましくスクーリングをやっているんで、ちょっと息抜き、僕は慰問夫のような、(笑)そんな感じでやりたいと思っています。
もう少し、僕の本の紹介。『旅の中の風景』という本です。今日は僕、現物を持っていませんけれど、このぐらいの緑のショルダーバックがありまして(板書を始める)、その中にぺリカンの固形水彩24色を入れて、スケッチブックはすぐ出せるように外側の布袋にこう入れて、大きさはF3かF4位。水入れは35ミリフィルムの空箱を利用している。そんなスタイルで描いた10年分の水彩画の中から51点を自選した画文集です。
日本は最近になって本格的に描き始めたんですけれども、まだ生活の原風景、人間が生きている原風景が見たくて、みなさんもまじめでパワフルでたくましい表情をしていますが、みなさん以上のしっかりした人間の生きているところ、精神が風邪を引いていないところ、そういった場所を見たくてアジアとか、中近東とか、インドとか、その辺をほっつき歩いて僕は絵を描いているんです。『旅の中の風景』というのはその記録、水彩画と短文が付いています。これは限定1000部なんですけれど、ほとんど売れなくてね。僕はものすごくいい本だって自認している。自分で認めちゃうのはちょっとひどいんだけれど、とにかくいい本だ。そこから得た教訓は、なかなかいい本は売れないとかね。(笑)そういう本を1990年につくりました。

『旅の中の風景』

2011.10.10
 SHANGRI-LA GLOBAL DREAM
218     
武蔵野美術大学近代文明論

《ネパール》
先週は島の学校の特別授業に行ってきました。瀬戸内海の島は大歓迎だったというか、盛り上がったんですが、その成果については、いずれ機会を見て報告します。
最近、ちょっと僕、悩んでいてね。みんな誰でも悩みがあると思いますが……。実は、贅沢な悩みなんだけれど、今朝も学校に来る電車の中でいろいろ考えていて、ここ一週間ぐらいずっと頭の中で考えていることがある。
というのはね、『住宅建築』という建築雑誌があって、そこで、連載を始めることになった。そのタイトルをどうするか、ということに想いを巡らせている。『住宅建築』という雑誌は、伝統的な建築も含めて、質の高い住宅を紹介している本です。僕の仕事も何度か紹介してもらっている。今度の連載は、そういう実際の建築作品とか研究レポートではなくて、もう少し遊びの部分というか、読者がほっとできて、人の暮らしの本質に迫るような紙面をつくりたいということなんです。というと、まあ、僕の中では旅の部分なんですね。それがいよいよ本格化して、今月15日の原稿締め切りなんだけれど、まだ何も出来ていない状態。スケッチと写真をメインにする構成だから、まあ出来るだろうと思っているんですが、タイトルが決まらないのね。連載のタイトル。ずーっと考えている。
編集部の意向は、生きている住まいの風景、こんなテーマでどうかなあ、ということなんですね。僕のテーマは、人が住むって何だろう、人が生きていくって何だろう、ということですから、ぴったりなのね。生きている住風景、そのタイトルでいいんですが、ちょっとまじめすぎるかな、という感じがしている。今朝の時点で有力なのは、以前の授業でも言ったかもしれませんが、英語でSHANGRI-LA GLOBAL DREAM、桃源郷を地球的規模で夢みるというのかな。それをサブタイトルにして、日本語で《シャングリラへの旅》にしようかなと思っているんですが、みなさん、どうですか。
それで延々と地球上のシャングリラを紹介していこう、シャングリラへの旅に向かおうと思っているわけです。
グローバル・ドリーム、地球的な規模で夢をみるというのは君らの世代ではとても大切なこと。僕は今だに夢みている。夢を捨てきれない。今日、話をしてもらう広瀬麻奈さんもたいへんな夢想家です。夢をみるということがないと、生活=ライフはおもしろくならない。イマジネーションがあるということは基本です。その次に、頭の中で夢をみたら行勤していく。行動力が必要。さらに、行動したらこれを自分なりの方法で表現する。僕は、絵を描いたり、写真を撮ったりしながら、僕なりの方法を見つけて、いや、見つけかけているんですが、これは個人個人によって違う。自分の方法論、自分が一番やりやすい方法を見つけていけばいい。
繰り返しますが、夢をみる力というのとても大事、それがエネルギー。行動力へ繋がってくる。その体験を表現する。
広瀬さんは今のところ、ちょっと失礼かもしれないけども、非常に夢をみる力というのがある。それで、若くて体力があって抜群の行動力がある。今、彼女の課題というのは、それをどんなふうに表現していくかというところだと思います。その彼女が君らの先輩ということで、これから話をしてもらいます。
僕のトレッキングより、さらに高いヒマラヤの壮大なスケールの写真が見られます。身近な先輩が世界を股にかけてやっている。しかも女性で一人で……。質問があったら後で直接聞いてみて下さい。
今日は待望の彼女の話でしたね。バトンタッチしましょう。
[SHANGRI-LA GLOBAL DREAM]の続きを読む
2011.09.28
 216●《スリナガル》
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フンデルトヴァッサー・ハウス/ Wien Austria/2011.06.07

武蔵野美術大学近代文明論
216●《スリナガル》

今日で6回目ですね、この講義。
全然来ていない人、初登場の人、何人かいますね。最初の講義の時に話したように、単純に、最終的に3分の2出席していない人は、無条件で単位落とします。
いつもね、終わってから、「何とかなりませんか」という学生がいるんですけれど、何とかなりません。
それから、来週、僕はネパールに行ってしまいますので休講です。先週はインドのスライドを見せると言いつつ、見せなかった。話がちょっと長引いてしまいましたね。今日は必ず見てもらいます。場所は、インド北部のスリナガル、それからタール砂漠の砂漠の町、次にボンベイというインドの先端都市です。
インドのスリナガルに向かう道で、バスに乗っていて、落石事故があって、そのために一夜を明かしたという話をしましたね。その事実だけを取ってみると、なんて不幸な事件に遭遇したんだと思うかもしれないけれど、そこで僕は《大地の家》を発見した。建築的なものの考え方が、一つの事件に出会うことによって啓示を受ける。そこで鮮明になったことは、建築とは、目につかない建築がいい。逆に言えば、いい建築とは目につかないことである、ということでした。

僕の好きな作家で、ウィーンの芸術家でね、フンデルト・ヴァッサーっていう人がいるんだけれど、この人の名前を知っている人、いる? 手をあげて。何人ぐらいいるかな……。

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