
今日の朝食◎レタス&パセリのサラダ、山羊のチーズ、カツオのしぐれ、ワイルドストローベリー小粒、枝豆のスープ(作成中)
音楽/Heavenly Music Haruomi Hosono
ヒヨコの宴◎20130628
この頃、夜、網戸にして寝ることが多い。つまり硝子戸は開け放している。庇が一メートルほど出ているので少々の雨ならとりたてて問題がない、というか静まりかえった夜から朝の雨音もいいものだ。昨夜はその網戸を閉め忘れたのか、すみれ畑の奥にあるニワトリ小屋から生まれたてのヒヨコが部屋の中に入ってきて、ピーチクパーチクやっている。そういえば、中国の山奥の村ではブタが食堂に入ってきてうろうろしていたなあ。野銀島のブタは道端でどうどうと昼寝していた。チベットのレーの病院(高山病のため一晩入院)ではネズミが大挙していて腕に絡み付いてくるのを振り払うのがたいへんだった。
それに比べると、ヒヨコはかわいい。しばらく放置しておくことにすると、やはり腕まで絡み付いてきて「じいじい、じいじい」と甘えてくる。じいじいだって? ヒヨコからすれば、残念ながら確かに僕はじいじいだ。妙に納得してしまう。
そこに蚊がブーンと飛んで来て、ふと目が覚めた。
「そうだよな。ニワトリ小屋なんてないもんな」
網戸はやはり半開きだった。昨夜は蚊やヒヨコだけではなく、いろんなものがこの部屋に出入りして宴をしていたのかもしれない。

01●哲学入門/20130624
縁があって慶應義塾大学で学ぶことになった。専攻は哲学。哲学は浅学でほとんど未知の分野だが、幅広く奥の深い学問だろう。地水火風森羅万象悠保養生真理探究勤勉活力、といったところだろうか
建築も美術も教育も要は哲学なのだろう。昨日は難しい筆記と体力テストと語学を繰り返し、なんとか学生証がいただけた。
ふいに思い出してしまったのだが、哲学といえば、高校を卒業して建築事務所修業時代にそろそろ次の手を打たなくては、と考えていた頃、かすかに考えたのが、建築、美術の他にもう一つの方向性として、哲学だった(なんとなくですが学校説明会にも行きました)ということがある。この話は本邦初公開!
さっそく、昨夜は福澤諭吉の著書一覧を眺め『福翁百話』の宇宙観のところを少し読みつつ眠ってしまった。